最近ネットで
「美容外科で大学病院などと医療連携しているところが良いクリニック!」
「医療連携していないクリニックはヤバい!」
などのクチコミを見かけますが、医療連携ってすごいことではないです。自分の領域やクリニックのキャパでは対応できない患者様をより専門性の高いところへお願いするというだけの医療ではありふれたことです。多くの医療機関がやっています。
医療連携のパターン
実際の医療連携とはおおよそ以下のパターン。
1、出身大学の病院とのコネクションで相談、紹介
2、知り合いの医師にお願いする
3、面識はなくてもその分野の有名な先生に紹介
4、大学や総合病院の「医療連携室」に登録
「東大病院と医療連携してます!」って何?
これ「何かあったら東大病院に紹介ができます」という意味で、「当院を東大病院が認めてくれました!」という意味ではありません。どの医療機関でも手続きをすれば連携できます。事前に医療連携室に登録しておくと紹介状を持って受診する際の予約や手続きがスムースになるメリットなどがあります。
医療連携手続きをしていなくても東大病院へ紹介はできますが、クリニックが東大病院と連携しているとしても、
・自分の症状の専門家がいなければ紹介はしてもらえない
・手術の上手な先生に回されるとも限らない
・緊急時に優先対応してくれるわけではない
・紹介された先生が自分に合うとは限らない
ということになります。ただし、自力で探して東大病院を予約して受診するよりは遥に楽です。医療連携を使ったほうがより自分の症状にあった科や専門性の高い医師にスムースに案内されます。
術後の医療連携〜緊急時
医療連携というと、みなさんが想像するのは、手術中や手術後の緊急事態でしょうか。
・術中術直後に呼吸が止まった!患者様の意識がない!
→119です。救急車で最寄りの救命救急センターへ。担当医も向かいます。
・手術から帰宅後、患者様に異変が起きた!
→担当医に連絡。急変であればご自分で119です。救急車を呼んで最寄りの救命救急センターへ。手術内容の説明が必要な状況であれば医師が救命救急センターへ申し送りを行います。
【結論】医療連携は緊急事態には関係なし
銀座すみれの花クリニックの医療連携は
[院長]日本の形成外科で最も歴史のある昭和医科大学と千葉大学の非常勤講師
[高木先生]昭和大学旗の台病院形成外科のトップ(昭和医科大では内部で「神」「神の手」と呼ばれる先生です)
当院は院内がすでに医療連携状態。
また、大学勤務が長かった院長と現役大学病院医師の高木先生の広いネットワークから、患者様の状態に最も適した医師を選んでご紹介できます。
銀座においても、内科、耳鼻科、心療内科、整形外科、薬局と、いつでも相談したり連携したりできる体制を整えています。遠方の患者様のために地方の知り合いの先生をご紹介することもあります。日本でここまで連携できている美容外科はないのではないでしょうか。
医療連携の大切さ
「医療連携ってすごいことではない」と書きましたが、医療において連携はとても大切なものです。医師が自分の能力だけでできる範囲はとても限られています。危険なのは医療連携を軽視するクリニックや、「医療連携やっています!」と言いながらやっていないところです。
❌どこにも紹介しないで患者を放置
❌術前検査なしで全員手術に繋げるから術前に問題なんて発生しない
❌手術をするのに持病の管理なし
❌5回でも6回でも意地でも自分でオペ
このようなクリニックは患者様も避ける必要があります。クチコミを参考にしてください。
もし若い先生で、医療連携先がない、どうやって繋がればよいかわからない・・というクリニックの先生がいましたら、当院でご協力できることもあるかもしれません。最低限、誠実な医療を行なっていることが条件となりますが、まともな医療をされている先生であれば当院はできる限りお力になります。
【医師監修のスタッフブログです】
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銀座すみれの花クリニック
1040061
📍東京都中央区銀座5-1-15-4F
🕐10:30-12:30 14:15-17:00
休診日:日/祝/不定期休あり
🚃メトロ銀座駅/日比谷駅/JR有楽町駅
院長X👉@ginzasumire
🏥Instagram👉@ginza_sumire
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